お酒とワイン
Wine de Wine
大北酒販株式会社
     


スペインワインについて

贅沢な手法
スペインのバルセロナ地方は地中海性気候であり、年毎の気候による作柄への影響が少なく、毎年安定した優れた品質のブドウが収穫できます。また、同社は、直接の材料となる「プドウの搾汁」に非常にこだわりをもっており、特に高品質な「フラワーマスト」と呼ばれる一番搾りを50%しか使用しないという贅沢な手法を用いて製造しています


高品質で美味しい
シャンパンの製造時と同様の「伝統的な瓶内二次発酵法」を用いて丹念に製造されており、フランスのシヤンパンと同様に高品質で美味しいスパークリングワインでありながら、スペインでは原材料であるブドウの価格、および人件費などのコストがフランスの半分から約三分の一であり、その結果シヤンパンよりも低価格で販売され、世界中で愛飲されています

ブドウ作付面積は世界一
意外に知られていないことですが、スペインのブドウ作付面積は世界一。ワイン生産量こそイタリア、フランスに次いで第3位となっているものの、世界有数のワイン大国であることに変わりはありません。

品質を下げないために
ワインの品質を下げないための規制基準が設けられるようになり、1970年には原産地呼称制度(Denominacion de Origen)を制定。厳しい基準管理のもとに、今でも世界中のワインフリークをうならせる逸品を生産し続けています。

コストパフオーマンスが高い
ヨーロッパやアメリカでは、スペインワインは「高品質でコストパフオーマンスが高いワイン」として安定した人気がありますが、日本での知名度は残念ながらいまひとつといったところ。輸入の量も種類も決して多いとはいえず、イタリアものやフランスもの、最近急に注目度を増したチリやアルゼンチンなど新大陸のワインの狭間で、ちよっと置き忘れられた存在になっているようです。
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ともかくスペインワインの歴史は古く、イスラム支配下では一時衰退したものの、紀元前の昔から20世紀の現在に至るまで、全土でワインが造り続けられてきました。

その昔は、単なるお酒という以上に滋養薬として珍重され、ワインを使った古代治療の処方箋が今でも多く残されています。一説によると、乾燥の激しい地方では、建物のモルタルを練るのにもワイン用のブドウを使っていた時代があったとか。まさに、ワインと生活は切っても切り離せない関係だったようです。

スペインのワインは有史以来の長い間、セメント甕の中で自然醗酵させる原始的なスタイルで造られていました(日持ちは悪いけれども、それはそれで野生味にあふれた魅力があったことでしよう。ちよっと飲んでみたい気もしますね)。
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Cava (カヴァ)
手軽にシヤンパンの華やかさを味わいたいと思ったら、スペイン自慢のスパークリングワイン、カヴァCavaで決まりです。
主な産地は、バルセロナ南方からタラゴナにかけての一帯。スパークリングワインにはもともと醸造法によって分けられた3種類のカテゴリーがありますが、中でも最も手がかかり、上等とされているのがシヤンパンに代表される「瓶内二次醗酵」方式。
Cavaはこの正当なシヤンパーニュ方式にのっとって造られながらも、値段は1000円前後〜と極めてお手頃。買い得感では、どこの国のどんなワインと比べても一番かもしれません。extra brut(極辛口)、brut(辛口)、seco(中辛口)、semi seco(中甘口)、dulce(甘口)のほか、ロゼのカヴァもあります。

1986年、スペインのEC加盟を契機に、カバはD.0.ワインに指定され、正式に産地・使用品種,醸造法などが厳しく定められました。その規定を満たすものだけが、“カバ”を名乗ることができ、世界中の愛好家に受け入れられていったのです。最初のカバが世に出てから、約120年。カバは毎日飲めるスパークリングワインとしてイギリスやアメリカ、ドイツ等で人気を呼び、大きな市場を築きました。年間生産量は約1250万ケースと、シャンパンと同じ伝統的製法でつくられる発泡酒としては本家シャンパンに次ぐ生産量を誇っています。
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発泡性ワイン
「シヤンパン」と「スパークリング・ワイン」の違いってご存知ですか?簡単に言ってしまうと、まず、泡が立つワインは全てスパークリング・ワイン。スパークリング・ワインとは「発泡性ワイン」のこと。一般的には1気圧以上のガス圧をもったワインを指します。ただし厳密に言うと、3気圧以上のガス圧もったものが「発泡性ワイン」で、それ以下のガス圧のワインは「弱発泡性ワイン」というふうに区別されます。フランスでは「ペテイアン」、ドイツでは「パール・ワイン」、イタリアでは「フリザンテ」と呼ばれるものが、この弱発泡性ワインです。

さて、発泡性ワインの製法にはいくつかの種類があります。その代表格が「シャンパン方式」。瓶の中で二次醗酵を起こさせる方法です。これが一番高級で、味も良いと言われています。もちろんその名の通り、シャンパンはこの製法で造られています。他にも、イタリアで「Methode Classico(メソード・クラシコ)スペインで「Cava(カヴァ)」と表記してあるものも、この方式によるものです

シャンパン伝統の製法を、かたくなに守ってカバはつくられる。カバは、シャンパンと同じ伝統的製造法を厳格に守って、1本1本丹念につくられます。タンク内での一次発酵、瓶内での二次発酵、澱抜き工程などを経て、じっくりと育てられるのです。
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カバの甘辛の表示
●BRUT/EXTRA DRY ・・・極辛口
●SECO/DRY・・・・・・・辛口
●SEMI/SECO ・・・・・・やや甘口

Macabeo:マカベオ
皮が薄く実は房にたっぷりとつく収穫量の多い品種。マカベオを使用したワインは、さわやかで香り高く、酸味のバランスにも優れています。酸化しにくいため、低温発酵性白ワインに適しています。

Xardlo:チヤレロ
カタルーニャ地方特産の粒が大きい品種で、マカベオより病害に強く収穫期も遅いのが特徴。カバの原科として、主にペネデスの中部地区で栽培されています。糖分が極めて多いため、これをブレンドすることでコク・色・さわやかさを増すことができます。

PareUada:パレリャダ
ペネデス地方の高台で栽培され、さわやかさや香りが素晴らしい品種。上質のワイン用に栽培され、ほどよい酸味と際立つ芳香が特徴です。これをブレンドすることで、チャレロやマカベオの活力や個性を引き出します。

赤葡萄品種
Monast:モナストレル
濃紫色で、よく熟し主にレバンテ地方で栽培されていますが、生産量の少ない品種。これをブレンドすることで、ワインの色に深みを与えるとともに、いっそう個性を引き出しその味わいを長持ちさせることができます。主に、ロサード(ロぜ)に使用されます。

Ganacha Tinta:ガルナチャ・ティンタ
スペインならではの品種です。主にロサード(ロゼ)に使用されます。一品種であるガルナチャ・ペリューダは、独特の深い色合いが珍重されています。
 
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